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29-9-2008 四国カルスト続いて四国カルストに。 ここはかつて海の底。海底が隆起して、珊瑚が堆積したものが、山肌の石になっている。標高は1400メートルを越えている。 宇和島から広見川、檮原町を抜けて天狗高原へ。 ブナやミズナラの森が実に気持ちいい。フィットンチッド出まくり。 カルストは全面ガスってて、ビシビリティー10メートルぐらいだった。 28-9-2008 黒尊川今度は四国の川です。 四万十川の支流 黒尊川(くろそんがわ)。 日差しはきついけど、昼間でももう長袖の秋の日。 アメゴの姿みたくて、シュノーケル持っていってみたが、さすがに渓流の水は冷たすぎる。胸まで入ったら、たぶん心臓止まるよ。膝まで入り、上半身はつからないように頭だけつけて水中を覗いてみる。 お~、アブラハヤとエビとドンコがうようよ泳いでる。アメゴはみつからなかった。 体 冷えきったけど、気持よかった。また夏に釣りに来なければ。 26-9-2008 最終日 フグばかり 男鹿半島では、道に迷ってばかりだ。八郎潟とその周辺の広大な土地は、方向感覚すら失ってしまうぐらい広く平坦。
男鹿温泉郷で、朝からひとっ風呂浴びる。海べりまで行き、漁港の突堤から竿を出す。さっそくあたり、釣れる。黄色い斑点がついたフグ、しかも立て続けに5匹。30分ほどであきらめて竿をたたみ切り上げる。
なまはげ伝承館へ。正月のニュース番組でよく見る「なまはげ」である。
これまでなまはげについて、詳しくしらなかった。しかしなまはげを通して、見えてくる自然観、人生観に心打たれた。伝承館でのデモを見て、いつの間にか涙がこみ上げてきた。かつての農村の暮らしのなんと厳かなことか。
神としての山 というフレーズが頭から離れない。
あ~、いつの間にか、飛行機は日本海の上。また来ないといかんな。
25-9-2008 東北5日目 ピュアなイワナ 5:00 起床、よく起きれたものだ。早々にテント撤収。
5:30 白神山登山口着。コーヒーを淹れて朝のまったり時間。山に持っていく荷物を整理する。登山者用の駐車場に、徳島ナンバーの車が停まっている。
6:00 登りはじめる。1時間ほどはなだらかなのぼり。登山道が別れて渡渉。白神川と出会い、さっそく竿を出す。するとすぐにあたり、さっそく釣れる。30分で4匹のイワナ。2匹は25センチサイズである。原始の川というか、こうあるべきだなぁ、と川そのものと周囲の環境をどちらも見てもほれぼれする。
それからはひたすら急登、いや直登。空腹もあり、バテバテだ。
10:05 白神山山頂、東側は世界遺産登録地。西側には日本海、水平線とおだやかな海岸線が続いている。
10:30 山頂をあとにする。もくもくとブナ原生林の中を歩く。 13:05 登山口着。なかなかタフなコースだった。
のんびりとコーヒーを淹れて一服。
さらに北へ車を走らせる。不老不死温泉につかり、海を眺めながら過ごす。
その後は、穀倉地帯を横目に見つつ南下。秋田に入り、男鹿まで来てしまった。海辺にテントを張る。眠い。
白神山にあがろうかどうしようか、直前まで迷っていたが、やっぱりのぼってよかった。気持ちがすっきりした。日本海から山頂まで一気に直登するスタイルなので、なかなかハードそうだったので、迷っていたが。やっぱり山はいい。下りてきてからは、道程がしんどかったことなど、すっかり忘れてしまい、「いい山だった、また次の山」とか思っている。
朝飯:ブッセ、コーヒー
行動食:梨
昼飯:から揚げ定食(峠の茶屋にて)
晩飯:イワナ塩焼き、白飯、イワナとインゲンの味噌スープ
24-9-2008 魚を釣る休日休日というのは文字通り休む日だと、初めて気づいた。 のんびりと本を読みつつ、魚をテキトーに釣る。 ハゼ、キビレ、ミズセみたいなやつが釣れた。いずれも小サイズ。 天ぷらにして昼御飯、サイコー。 東北4日目 マタギの里 昨夜は20時過ぎに床に就いたというのに、6時半まで眠る。寝すぎやろ。川のせせらぎと林の音が心地よい。
なぜか竹内まりあの「喧嘩をやめて~、二人をとめて~」という曲が、頭の中を回り続ける。
キャンプ場は、朝が来ても一人。
さっそく、キャンプ地横から上流に向かって釣り始める。1時間でイワナ3匹。竿をふるスペースがなく、木の枝に仕掛けが引っ掛かってばかり。とうとう、目印も、ハリもなくなったので、終了とする。
荷物を片付け、テント場を去る。この時点でも人が来る気配なし。
そして楽しみにしていた「マタギ資料館」へ。マタギとは、東北や北海道で伝統を守り、資源を守りながら集団で狩猟をおこなってきた山の民である。
マタギは山に入る時、山の恵みを得た時、あらゆるシーンで山の神に祈りを捧げる。マタギの山の神は醜女で、自分よりも醜いオコゼを喜ぶので、マタギは山に入る時にオコゼの干物を携行しているそうだ。自然から恵みを得て暮らす人々は、厳かで、また己に厳しい。
阿仁川沿いに車を走らせる。一面の穀倉地帯である。頭を垂れる稲穂が、土地と水の豊かさを物語っている。本流は、中流以降になると川幅が広がり、アユ釣り師の姿がちらほらと見え始めた。
何といってもこの山深さである。この山で、熊を追い、猟を続けているのか。
二ッ井町で昼食。やっと釣り具屋を見つけたので、立ち寄る。渓流の道具を買い足すとともに、これから向う白神エリアの情報を聞いてみる。やはり世界遺産指定地は、釣りは禁止であり、過去には逮捕者も出ているとのこと。海釣り用にミミズも購入。
能代を抜け、日本海、米代川河口。河口ではハゼ釣り人が多数いた。日本海の落陽の美しさに、心打たれる。
途中、ようやくコーヒー豆を購入。最近はちょっと中毒じゃないか、と思えるぐらいコーヒーを飲んでいる気がする。ただコーヒーを飲むことよりも、コーヒーをがりがりひいてドリップする、という行為が好きなんだと思う。
北上を続け、青森に入ったところの静かな砂浜でテント設営。今日は熊の心配はないが、「密航は許さない!」みたいな看板が林立していて、「拉致?」とかいって勝手に妄想して、少しだけ怯えた。砂浜の背後にはすぐ山が迫っていて、尾根付近に光る場所があるので、何やろ?と思っていたら、数分後にその上に満月に近い月がぽっかりとあらわれた。月光と木が折り重なってできた影と光だった。
今朝の川にも、途中抜けてきた山々や森、目の前に広がる海にも、いつの間にか感動して心打たれている自分がいる。
遠くに漁火が見える。穏やかな夜。
標高が下がったので、昨夜までに比べるとはるかにあたたかい。ダウンを着込まなくても済む。が、蚊が多い。
お願い、フナムシだけはテントの中に入らないで。
(以前、徳島の県南の海岸でテントを張ったとき、さあ寝ようかとテントの入口を開けたら、テント内一面フナムシが入り込んでいたことがあって参った。結局、テントには入らず、外で眠った。怖かった。)
朝飯:イワナ炊き込みご飯
昼飯:鳥から揚げ定食(食堂にて)
晩飯:イワナ塩焼き、白飯、トマト、サヤインゲン
-地球の天然資源の節約には、一人ひとりの人間の考え方、道徳観、行動のあり方が決定的な重要性を持ってくる。
物を買うときどう考えるか、資源をどう利用したらよいか、私たちの声をいかに政治の舞台に届けるか・・・。- (『視点をかえて』より)
23-9-2008 東北3日目 次はイワナ 夜中、テントをうつ雨の音で目覚める。
時計を見ると0:30、まだこんな時間か。当り前か、寝たのが早いのだから。テントの外張りを張ってないなぁ~、と思いつつも、再び眠りに落ちる。
01:30 やはり外張りを張っておこうと思い立ち、外に出る。雨が降っているということが、意味もなくうれしく、高揚している自分がいる。
08:00 まだ雨が降っている。テントをうつ雨音が心地よい。雨はまだ小降り。一晩中降ったようなので、あの時に外張りをしておいてよかった。
カッパを着て、乳頭温泉黒湯前の川に竿を出すも、ぴくりとも反応なし。硫黄のため、魚は棲めないのだろうか。
黒湯温泉に入り、濡れた体を温め、テント場に戻る。まだパラつく中、びしょびしょのテントをかばんに突っ込む。なぜか悲しい。
バスで田沢湖まで戻る。駅前でレンタカーを借り、北上を続ける。
田沢湖畔の小さな商店で、竹びくを購入する。昨夜は酔った勢いで、ナイロンびくを焦がして、壊してしまった。
田沢湖から北へ、阿仁までは約1時間。マタギの里として有名な阿仁である。峠を越え、阿仁川に入ったあたりで、竿を出す。30分ほどで、イワナ 25センチ2匹。初イワナ、うれしい。
野菜が食べたくなっているので、道の駅で、トマト・さやいんげんを購入。町はずれにあるキャンプ場に設営。客はほかになし。誰もいない。ブナ林の間にひっそりと造られた気持ちのよい場所。いつもの生活より、クマや野生動物がより近くにいるかと思うと、鼓動が高まる。やや緊張しつつキャンプ。
夕方の釣りも、川面に霧が出てきたりして、いかにもクマなど出そうで神々しい雰囲気だった。
ワインを買った酒屋のご主人に、釣り具屋は近くにありますか、と尋ねたところ、ないからと言って、自分のハリと糸を分けてくれた。感謝。
キャンプ地は、携帯電波も入らず、人もおらず、虫の鳴き声と、アリと、カと、川の音と、あつかい慣れないろうそくランタンと、うまいイワナの夕食で過ごす。
20時、あ~眠い。もう少し読書する。
朝飯:牛乳パン(小岩井牧場で購入)、コーヒー
昼飯:山菜そば、黒ゴマソフトクリーム(田沢湖畔のお店にて)
夕食:白米、イワナ味噌スープ、トマト、阿仁またたびワイン
-そのほかの動物とは異なって、ニンゲンは自らの食物状況に意識的に影響を与えられる能力を持っている-
-草食動物と同じ水準に身を置いていたら、畑、菜園、森林、水から直接収穫できるもので生きていくことができる- (どちらも『視点を変えて』より
東北2日目 立て続けに釣れる 日の出とともに気持ちよく目覚め。テントは結露でびっしょり、外の草も夜露でびっしょり。夜中は思ったより冷えた。寝袋はダウン、そして上にもダウンを着込んで眠った。
朝は1時間で6匹、ヤマメ。25センチから15センチまで。
大きなメスには卵がいる。産卵が目前に迫っていた。思い切って、生のまま口の中に放り込んでみると、イクラと同じ味でうまかった。
豊沢川上流を歩いて目指すも、豊沢ダムまで行き折り返す。ヒッチハイクで山越えをしようと思ったが、まるっきり車が通らない。温泉近くで、ヒッチ。花巻までトラックのお兄さんに乗せてもらう。
その後、国道を2キロほど歩いて北上。くたびれてきたので、ヒッチハイク。なかなか捕まらず、その間、向いのガソリンスタンドの兄ちゃん姉ちゃんは、こちらに興味津津な感じでちょっとやりにくかった。
さらに子どもを抱いた若い奥さんが、ペットボトルを持って、「これ差し入れです!」って。うれしいねぇ。何やら聞くと、その方のお兄さんが昔ヒッチハイクして旅をしていたそうで、応援したくなったとか。心あたたまる。
1時間ほどで、スポーツカーのご近所のお兄さんが止まってくれて、「暇だからさ・・・」とか言って、田沢湖まで2時間も乗せれくれた。その間、雫石、小岩井農場なども見学に連れて行ってくれた。アアドレスを交換して別れる。感謝。
バスに乗り継ぎ、乳頭温泉郷へ。快適なキャンプ地、乳頭山登山口にて。
朝飯:ヤマメ煮込みごはん
昼飯:モツ煮込みラーメン(田沢湖駅前お店にて)
晩飯:白米、ヤマメ塩焼き、梨
野菜が食べたい~。
- 人間というものが、全面的に自然に依存しているということを理解しがたくなっている。
昔、人間は、危険と隣り合わせの厳しい生活をしていた。
生き延びるためには、自然が語る言葉を習得しなければならなかった。 - (『視点を変えて』より)
22-9-2008 東北1日目 いきなりの大物 前日は松山泊。朝一番の航空便で東京へ。そして東北新幹線。今回の目的地の一つ、花巻へ。
まだ見ぬ東北の地、胸を躍らせる。
新花巻で、釣竿をバッグにさしたカップルに出会う。関東から来たとのことだが、花巻周辺で「バス釣り」をするとのこと。わざわざ岩手まで来て、バスとは・・・。
川を見ているうちに、観光どころではなくなってしまい、さっそく豊沢川へ。5分もたたないうちに、きた。ヤマメ25センチ。
川沿いにテントを張り、晩飯。米は持参。味噌と醤油は、花巻駅前で購入済み。ヤマメくんを鍋に放り込み、だしをとり、味噌を溶く。いいダシがでたところで、取り出して、ご飯の上にのっけて、食べてしまった。汁もいい。
よく考えたら、ヤマメ=山女 じゃないか~、とやや興奮しつつ、サントリー角瓶でかなりいい気分。
川の流れる音が、テント一枚隔てて、心地よい。
晩飯:白米、ヤマメ味噌スープ、ビーフジャーキー |
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