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    7/17/2007

    永遠のまなざし

     夜、最終便の1本手前で家近くのJR駅まで帰ってきた。大粒の雨は降りやみそうにない。家までは乗ってきた自転車でわずか10分。だが鞄の中の、大事な写真集は雨に濡らしたくない。無人駅の周辺には、人っ子一人いない。ただ猛スピードのトラックが、時たま走りすぎていくだけ。
     2人掛けのベンチが向かい合ってある小さな待合室で、気になっていた本の残りを一気に読み終える。色が薄くなった蛍光灯。開け放たれたトイレの扉から、匂いが漏れている。夜中に、この場所で1時間も読書していた。本を読み終わったら、雨があがっていた。すがすがしい気分。
     
     本『星野道夫 永遠のまなざし』
     
     星野道夫さんの友人2人が、星野さんがアラスカで死亡した事故について、原因究明に乗り出した内容を綴っている。
     2人から見た星野道夫という人物、2人の星野道夫さんとの交流についての話が興味深い。

    クジラの唄を聴く

     映画『ガイア・シンフォニー第6番』
     監督:龍村仁
     
     祇園祭、宵山、京都四条は祭りへ向かう人々でごったがえしていた。人の流れに抗い、京都同志社大学へ向かう。
     
     ロジャー・ペイン、海洋学者。クジラは人間と同等の発達した脳を持つが、いわゆる「技術文明」は持たずに海中での生活を続けている。彼らは歌を唄い、仲間と交信をしている。そんな彼らの生態研究を40年間続けている。彼から映画を見る人、日本人へのメッセージを聴いているといつの間にか、涙があふれていた。
     
     ラビ・シャンカール、ケリー・ヨスト、ポール・ウィンターの音楽にもどっぷり惹きつけられる。
     
     映画が終わり、外へ出るとちょうど雨が降り出した。浴衣を着た女性が、祭りへ急ぐ姿が目に入った。台風が過ぎ去り、ひと段落と思った雨だったが・・・。
     
    7/10/2007

    zodiac

     映画『ZODIAC』
     2007 アメリカ 出演:ロバート・ダウニーJr. 監督:デヴィット・フィンチャー
     
     1968年からアメリカで始まった連続殺人事件のストーリー実話。この事件は、現在も犯人が不明のままであり、解決には至っていない。
     『ブロークバック・マウンテン』のロバート・ダウニーJr.の名演。
     

    魂の旅

     本『魂の旅』
     著:龍村仁 出版社: 角川学芸出版 (2007/04)
     
     映画『ガイア・シンフォニー第3番』に、出演するはずだった写真家、星野道夫さん。彼は撮影を目前にして、ロシア・カムチャッカでヒグマに襲われて死亡した。
     撮影を目前に出演者がいなくなった時、まして龍村さんにとって親友ともいえる人が亡くなった時、どうやってその人のドキュメントを撮れるというのか。アラスカ、ハワイ先住民、日本の友人たちによってつながれた魂、そして旅をする木によって、映画は完成へと導かれた。
     現代社会が見失ってしまっている「見えないもの」について、深く考える。

    サーフ シーズンイン

     今年もサーフィン・シーズンイン。
     ローカルポイント、徳島市内の小松海岸にて、シーズン1本目。
     
     波はあまり大きくはないが、気持ちよく10本ほどサーフ。この日は、リバーカヤックも持っていった。ダイゼン師匠が楽しそうに、サーフカヤックしていた。
    サーフした時の、波に包まれる感覚、たまらないね。
    7/5/2007

    水位差

     和船に乗って水位差を越える。
     
     吉野川の河口付近に長らく停泊していた和船を、今切川の淡水域まで動かすのに、漁師の矢田さんに案内してもらった。
     今切川には、河口堰があり、そこで淡水と海水のエリアが分かれる。堰の上流と下流には当然、水位差がある。そこを船が往来するために設置されているのが、閘門である。堰本体ゲート直下に上流側、下流側ともにゲートがあり、進入側のゲートをあげて、水位を調節する。そしてその中に入ると、進入してきた側のゲートがおり、今度は、進行側のゲートがゆっくりと開く。するとその段差を越えて船が往来できる。その間、約10分。
     
     世界各地で、運河やダムの水位差を船舶が越えていくために、閘門が設置されている。構造や、スローさが好奇心をくすぶる。
     
     さて、船の修理をせんといかんな。