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    25-4-2008

    mojoyama

     吉野川の上流域、大豊町や土佐町や本山町や大川村へ出かける。
     早明浦ダムの貯水率は100パーセント、本流も支流もゴーゴーと水量豊かである。新緑がまぶしすぎて、どこでもいいので山に登りたい衝動を抑えられない。山菜が満載で、ウドをお土産にいただいた。
     
     以前から、ず~ぅぅっと気になっていた本山町のカフェ「MISSISSIPPI」へ立ち寄る。怪しげな頭でっかちのミイラがカヌーを漕いでいるイラスト絵葉書を、どこかでもらって、ずっと壁に貼っていた。静かな山村の中に、とつぜん現れる怪しげないい雰囲気のカフェで、おいしいタイカレーとスパイスの利いたチャイをいただいて満足。
     
     そして、カフェの向いあるフジさんのアトリエ「MOJOYAMA MISSISSIPPI」を見学。(「もとやま町」にある、「もじょやま ミシシッピ」)
     何とミイラカヌーの作者は、フジさんだった。独特のタッチ絵画と旅の写真が、思いっきり惹きつけられる。めちゃくちゃ散らかったポエマーの部屋の写真など。
     
     ぜひ訪ねてください。カフェは火曜日定休なので、ご注意。
    mojoyama
    24-4-2008

    王妃の紋章

     映画『王妃の紋章』
     監督:チャン・イーモウ 出演:チョウ・ユンファ、コン・リー
     
     家督争い、こうも壮絶なものですか・・・。広大な中国では、こうも卑劣でなければ国を治めることはできなかったのかも知れない。
     チャン・イーモウは、壮大な歴史スペクタクルに模様替えしてしまったのかな。
    23-4-2008

    吉野ヶ里

     佐賀、吉野ヶ里遺跡へ。
     
     ここはずいぶん前から、青森の三内丸山遺跡とあわせて訪れてみたかった場所だ。
     吉野ヶ里は、弥生時代初めに人が住み始めた考えられており、ムラが形成され、さらにはクニへと集落が発展していく様を、理解することができる。
     
     新緑の美しい、春真っ盛りの夕暮れ。北に脊振山地を構え、ゆるやかに続く丘陵地帯にたつと、古代の人々の息吹が聴こえてきそうである。物見櫓にのぼると、周囲の丘から遠くの山並みまで広く見渡せて、当時の森や川や草原の姿を想像してみることができる。想像力膨らむ、落ち着く場所である。
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    17-4-2008

    原発を考える

     本『新版 原発を考える50話』
     西尾獏 著  岩波ジュニア文庫
     
     「原発には安全性の面で反対だが実際、自分が使っている電気消費の中にも、原発で作られた電力が含まれているので、ジレンマを感じる」という友人との話題があった。
     日本の30パーセントの電力は原発で発電されており、それがなくなると大変だと思ってしまう。しかし現実は、その陰でたくさんの火力や水力の発電所が、電気をつくらずに休んでいる。原発をすべてとめても、火力・水力の発電所を余分に動かせば、必要な電力が供給されるという(しかし盛夏の電力需要ピーク時は問題あり)。
     
     さらにわかったことは2つ。
    1.原発が推進される理由は、石油や石炭を使わず二酸化炭素をほとんど出さないので「地球にやさしい」だが、ウラン燃料の核分裂からは二酸化炭素が出る。さらに原発の機器や建物は、セメントのかたまりである。ウランの採掘、濃縮、加工にもかなりの二酸化炭素が排出される。使用済み燃料や放射能のゴミ処理からも排出される。
     
    2.原発は、稼働時は常にフル出力で運転される。それに見合った電力需要が必要となる。つまり電力消費の増大を要求する。さらに火力や水力など、ほかの発電所を増やして出力の調整をしなければならない。事故対応時のためのバックアップ用発電所も増やさなければならない。
     
     今、私たちが問わなければならないことは、原発のある社会を認めるか否かではなく、エネルギー消費を拡大し続けるか否かである。拡大しつづけるのであれば、原発のある社会を受け入れなければならない。
     
    -自然エネルギーは、たくさんのエネルギーを作り出すことができず、原発の代わりにはならないと言われますが、むしろその点こそが、自然エネルギーのなにより優れている点ではないでしょうか。自然エネルギーは原発にかわるのではなくて、原発を必要としない社会をつくるものなのです。-
     
     おすすめです。

    川辺川

     新車suzuki glass trackerを駆って、川辺川へ。
     どこの道沿いも、桜が満開で、見るも匂いも音もすべて春一色である。
     
     ダム建設問題に揺れる川辺川は、八代海に注ぐ球磨川の支流である。
     つい先日の熊本県知事選は、ダム建設に反対を表明していた矢上雅義さん(前相良村村長)が出馬したが、結局ダム建設推進派の候補者が当選した。ダム建設予定地の直下流が相良村だが、相良村村長にもダム推進派が当選するという結果になっている。時代は、民衆は、どこに向かっていくのか。
     
     ダム建設予定地直上流は、五木の子守唄で有名な五木村だが、川辺川沿いの山間を走ると、突然に現代建築の集落が現われる。もともと五木村の中心地があった頭地(とうち)地区は、ダムのバックウォーター(ダム湖)に沈む計画であるので、代替地として、山の高台に移転したのだ。これも1軒をのぞいて、移転が完了している。計画としては、工事用道路もほぼ完成、ダム本体は基礎部の一部が出来上がっている。
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     しかし地域住民や環境団体等の反対運動があり、現在は本体部の着工がストップしている現状である。
     川辺川ダム問題については、以下のサイトに詳しい↓
     
     ダムができてしまってからでは、もう取り返しがつかないことになる。だれが本来の自然の姿を再生することができるのだろうか?本当にダムが必要なのであれば、すべての情報を開示して、また必要な調査を行い、地域住民および関心をもつすべての人々を交えて話し合うべきだ。これには何年、いや何十年かかってもかまわない。なぜならば、先ほども述べたように、一度失ってしまった川の機能を、人間が再現することはできないからだ。
     
     ダムサイトは、五木村と相良村の境界近くに建設されている。この日は、五木村より上流は、川辺川の名にふさわしく青々と澄んだ清流の姿が見られた。が、工事が頻繁な五木村より下流は、白濁した流れが、球磨川の合流点まで続いていた。
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     このあと、「バタフライ効果」について考えた。「アマゾンを舞う1匹の蝶の羽ばたきが、遠く離れたシカゴに大雨を降らせる」と表現されるように、自然のシステムはひじょうに複雑に密接にかかわりあっていて、たとえ遠く離れた場所で起こった出来事であっても、何らかの影響をもたらすという考えだ。エルニーニョ現象は、これをわかりやすく証明している。
     ぼくはこれまで、ダム建設等の地域の出来事は、地域の人々の決断であるので、外部の人間がとやかく言うことではない、と考えてきた。しかし温暖化や自然バランスの崩壊を身をもって感じる今は、そうは思わない。例え熊本という遠い地で建設されるダムであっても、生理的に、社会的に、自分の生活に何らかの影響を与えることは間違いないし、つまり人類全体に影響を与えることになるだろう。
     
     問題を知る必要があるし、未来世代のためにも、だれもが責任と権利を持っている。
     こんな風に言うとキリがないのだが、自分にできる範囲でかかわっていこうという気持ちと、常に社会に対してアンテナをはっておく姿勢が必要だと思う。
    3-4-2008

    阿賀に生きる

     映画『阿賀に生きる』
     1992年日本 監督:佐藤真
     
     阿賀野川の人々の生活をドキュメントした記録。
     川とともにある人間の暮らしの美しさとともに、経済成長のために負わざるをえなかった傷。
     
     -人間は伝承の森である-
    宮本常一さんの言葉を、あらためて思い起こし、それが上映中、頭から離れなかった。
    2-4-2008

    季節

     2月、3月は息つく暇ないほど、目まぐるしく過ぎてしまった。
     
    2月 岐阜 東京 神戸
    3月 新潟 奈良 愛知 大阪 愛媛
     
     他の場所へ出かけ、あらためて四国再発見といった感じ。四国のバラエティーに富んだ風景や、柔らかい風や空気、うまい水に感謝。
    咲いている花や、飛んでいる鳥、遡上する魚、育っている農作物、そんな当たり前のものを、今よりももう少しだけゆっくり見つめながら、感じながら暮らしていきたい。
    チューリップ
     
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